ジェニファーズ・ボディのあらすじ

学園の女王蜂的存在のイケてる女子高生ジェニファー(ミーガン・フォックス)と、地味で男っ気のないニーディ(アマンダ・セイフライド)は、はたから見ればまったく共通点もなく釣り合わない存在だが長年の親友同士。地元にやってきたおしゃれなインディーバンドを見に出かけた二人だが、早速ジェニファーがヴォーカルの男からナンパされる。適当にやり過ごすものの、その後、店でショッキングな出来事が起こり、ショックで放心状態のジェニファーはニーディの制止も聞かず、バンドの車に乗り込み連れ去られてしまう。

 ジェニファーズ・ボディは、10代少女の妊娠騒動をコミカルに描いて大ヒットした「JUNO/ジュノ」でアカデミー脚本賞を受賞したディアブロ・コディの脚本最新作だから、なによりもストーリーに期待して見た。彼女は今回プロデューサーもつとめていて、監督も若い世代(68年生まれ)の日米ハーフ女流監督カリン・クサマ。キャストには今が旬の人気女優が二人、仲良く名前を並べている。つまり女性による、女性のためのサスペンス映画というわけである。女性を何より愛する恋愛至上主義の映画批評家としては、おのずと期待が高まるというほかない。

ジェニファーズ・ボディの評価

ジェニファーズ・ボディの批評

ジェニファーズ・ボディは、ホラーの類は見尽くしたほど見ているディアブロ・コディが一番怖いと思うもの、すなわち「若いオンナならではの残酷さ」など、ほとんど描かれてはいない。あふれるホルモンに精神をのっとられ、右往左往するティーン女子の「怖さ」など、せいぜい隠し味程度の扱いである。

 ジェニファーズ・ボディの唯一面白い点といえば、いわゆる学園ヒエラルキーの実態というか空気を、そこそこ伝えてくれる点。ミーガン・フォックスはその頂点に君臨する女王蜂のキャラクターにぴったりだ。ただでさえ美人な上に、肉体改造をいとわぬ女優魂により、ハリウッドでも一二を争うセクシーかつナイスバディを身に着けた、まさに旬の女優である。 その親友役アマンダ・セイフライドも、この手の役柄はお手の物。どんくさいダウングレードメイクの力もあって地味少女を好演。もっとも、さえない彼氏とのメイクラブ場面では横乳公開という嬉しいオプションサービスもあり、この女優が本当はミーガンにさえ匹敵する超美少女だと知るファンを喜ばせる。

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